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ASSOCIATION

大学紹介

代表理事挨拶

Principal Greetings

ごあいさつ

「老後の幸せを守る 浦和社会生活大学」は、市民による市民のための生涯学習教育を行う大学として、1975年(昭和50年)に建学しました。1960年当時「老人医療費の無料化運動」が盛んで、沢内村(岩手県)、秋田県、東京都と順次無料化が実施されると、埼玉県でも「老後の幸せを守る浦和市民の会」が中心となった請願運動を展開します。その結果1971年埼玉県も「70歳以上の高齢者の無料化」を実施し、翌1972年には全国での無料化に繋がりました。

この運動で行政の専門家と折衝する経験の中で、自らの知識不足・非力を全会員が痛感し「勉強しよう」と立ち上げた勉強会がそもそもの発端で、大学を開設することになりました。

大学の理念として「自主独立自由な校風」を挙げています。大学開設の当初から「何を学ぶか」「誰から学ぶか」「自分たちで賄える範囲」で、自分たちで企画運営する精神が大学の根幹であって、即ち、「学生の学生による学生のための大学 そして自主自立 独立採算」というこの理念・方針は今後も継承して参ります。

人それぞれ、「いきがい」は色々ですが、この大学で学ばれたことを「基(もとい)」として、自己のいきがいを見つけだしその実現に努力される、そのことの手助けが一つでも出来れば「老後のいきがい」を実現したい大学の目的は達成されると考えます。

大学にはいわゆる「卒業」はありません(1年制ですので学期の卒業はあります)。自分が学びたいと思えば、いつまでも何度でも学生として在籍が出来ます。今、大学には30年間学生として学んでいる昭和元年生まれの方がおります。この学生は非常に若く元気です。「目的」があれば、「いきがい」があれば若く元気で生きられる証明です。

『人生100歳時代』と言われるようになりました。現役を卒業されて30~40年生きなければなりません。どう生きるか。しかも健康で。人生最大の岐路です。ここをしっかりと考えて下さい。

大学は小さいが静かな「ホーム」でありたい、「場」でありたいと願っております。

皆様の「学びの場」「ふれあいの場」「友人を作る場」のことです。「ホーム」ですから「心の和む場」でもありたい。

こんな理念を掲げて、「老後の幸せを守る 浦和社会生活大学」は、皆様をお待ちいたしております。